「大切にしていること」
より想いをともにできる方々と共に歩んでいけますように
私たちは、対話のワークショップを行うにあたり、次のコンセプトを大切にしています。
1 あるものを、いかしてつなぐ。
私たちは、地域や組織にもともとない解決策を外から持ってきて導入することは基本的にしません。もともと地域にある資源や可能性、当事者の想いについての入念な聞き取りをもとに人・場所・関係性が「力を取り戻す」ことを助けます。
2 自己決定
私たちは当事者が自分たちあり方を自分たちで考え、決めることができるプロセスを支えします。これを通じて、メンバーがより自由に力を発揮しつつ、責任を持ちやすいような関係づくりを支援します。
3 参加型
一部の人に任せるだけでは、先が読めず刻々と変わりゆく状況に適応していくことに限界があると考えています、より多くのメンバーが、それぞれが自分の「好き」や「得意」を持ち寄り、その時に応じて入れ替わりながらリーダーとなり、自分らしく貢献をできるよう支援します。
4 体験から学ぶ
専門用語や理論、手順書を頭で考えることは、「正しくはこうすべき」と身体と心を硬直させる傾向があります。そのため、私たちは、より新しい可能性に向けて、好奇心をくすぐる体験を先にすることを大切にしています。体験に意味づけをしていくことで、よりハラオチする学びやつながりを生み出します。
5 すぐには役に立たない
すぐに役立つものは、すぐに役に立たなくなると考えています。テクニックやツールの提供よりも、「変え方を変える」「学び方を学ぶ」ための根本的な原理や、日々磨いていける練習の仕方をお伝えします。
6 担い手を育てること
プロジェクトやイベントの実施の前には、必ず研修を実施します。また、積極的な参加者は、プロジェクトの運営側に入っていくことを推奨しています。これによって、私たちの仕事が終了した後も、より自走し続けやすいようにします。